暮ラシノユトリ舎お片づけ担当の鈴木るる子です。
人間の意識って本当に不思議だなと感じることがあります。
どんなに頑張ってもできなかったことが、ほんのちょっとしたきっかけで、いとも簡単にできてしまったりします。
「いつでもいい」と思っていることは、いつまでたってもできないけれど、締切があればちゃんと間に合わせることができますよね。
何もない日はついついメイクもせずに過ごしてしまいますが、早朝から出かける日は7時半には身支度が終わっています。
お片づけも同様で、お客様が来ることがわかっていれば、その日だけは片づけることができたりしませんか?
でも極端に散らかっていると、お客様を呼ぶこと自体が苦痛になったり、とりあえず見えないところにモノを押し込んでしまったり。
そうなってくると、長い目で見た場合よい効果につながりません。
そこで「バーチャルな人目」を作り出すというのがお勧めの方法になります。
これは、たとえば誰かにお片づけすることを宣言するのでもいいし、報告し合える仲間を見つけるなどが考えられます。
私ね、実はけっこう人見知りというか、引きこもりというか、恥ずかしがりなところがあって、人と一緒に何かをするのが苦手でした。
でも長年自分の行動をじーっと観察してきて気づいたのは、やっぱり誰か他人の関わりがあると、できなかったことができたりしてる!
それはコーチングのコーチだったり、友人だったり、最近私に厳しくなってきた(笑)娘だったり。
人目を作り出すだけで、急に気持ちがピシッとなってお片づけでも何でも、別人のようにやる気が出る経験を何度もしています。
人が関わってくると、相手によっては気後れしたり、できなかった時に恥ずかしいなどの抵抗感もありますよね。
誰かが見守っていてくれるという感覚を持ちながら、お片づけに取り組んでいただけたらと願っています。
メール講座の形だと、一方通行になりがちですが、受講中のみなさまにはぜひお片づけの報告や相談を遠慮なくいただきたいなと思います。
「報告しなきゃ」というのをよい意味でのプレッシャーにすることができれば、瞬時にお片づけスイッチが入ったりします。