暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。

先日、マンガセラピーの話を書きましたが、親である私がよい聴き手になれたのには、ある前提がありました。

それはこの1ヵ月ばかり実践している「へそ理論」。
⇒へそ理論についてはこちら

原案は人生全開ナビゲーターのmikaさんです♪

子どもに話しかけられた時に、体の正面、つまりへそを子どもに向けて聞くように心がけるようになったんです。

そうしたら、小5娘との関係が変わりました。

前はね、本当によく「どうせ聴いてくれないんだから!」って言われていた気がします。

子どもの話を流さないでしっかり聴かなければという思いは、もちろん前からありました。

でも具体的にどうやったら「しっかり」って言えるのか。

しっかり聴けている時とそうでない時の区別もつきません。

それが、体(おへそ)の向きという目に見える判断基準ができたことで、自分ができているかどうかわかるようになりました。

不思議なもので、へそを向けると意識が向くのが娘に伝わるのか、本当によく話してくれるようになったんです。

いや、たぶん不思議ではなく、当たり前のことですね。

娘の受け取り方にも変化があったようだし、自分自身の意識も変わったと思います。

「時間を惜しんで聞き流さずに、ちゃんと向き合おう」という覚悟が決まるみたい。

その他にも、頭ごなしに否定せずに真剣に聞くのはもちろんですが、体の姿勢って大事ですねえ。

へそを向けただけで、そういうことが自然にやりやすくなる気がします。

実際は、そんなに長々と時間をかけて子どもの話を聴いているわけでもなく、ご飯を作りながらでも十分へそを向けることは可能です。

というわけで、日々「へそ最高だなぁ!」などと思っている今日この頃なのですが、ふと思い出したことがあります。

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それは私自身と母親の関係…。

うちの母、今はもう亡くなっているのですが、子どもにへそを思いっきり向けている人でした。

時には度が過ぎていて、それが逆に苦しかったなあと^^;

何かあると心配全開モードでへそを向けてくるので、そのエネルギーに圧倒されていたのを思い出しました。

象徴的だったのが、出先で私が頭が痛くなった時。

どこかのお店で隣り合って座っていたのですが、「大丈夫~??」と体を90度ねじって顔を覗き込んでくるんですよ。

その時まさにへそが私に真っ直ぐ向いていました。

体調の悪い時に、はっきり言ってそれはキツイ。

ということで、時と場合によって、へその向けすぎ注意報ですね!

特に思春期は、そういう配慮が必要な場面も増えてくるかも。

そういう時は、あえて逆にへそを30度くらいずらしてみるとか。

へその向きをバロメーターに、子どもにどのくらい意識を注いでいるかを調節できるようになれたらいいなと思います。

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