おはようございます♪片づけペースメーカー鈴木るる子です。
前回は断捨離熱を高めてくれたブログと本を紹介しましたが、ここまではムリという方は多いと思います。
というか、ほとんどの人にとって「自分にはできてないこと」だから、あれだけ人気があるんですよね。
ゆるりまいさんの「なんにもないぶろぐ」、断捨離ブログランキング1位に輝いたそうです。
で、今度はもう少し等身大の「やる気の元」となった本のご紹介です。
金子由紀子さんの『モノに振まわされない!片づけのコツ』です。
金子さんの著書は何冊も読んだことがあり、しばらくはもういいかなと遠ざかってました。
でも図書館で何気なく借りたこちらの本は、またまた勉強になることばかり。
金子さんご自身が「使ったら戻す」が苦手で、自分は散らかし屋と言い切っています。
そんな人にもできる工夫や考え方がいっぱいなので、「よし私も~!!」と思えます。
いくつか印象的だった言葉をご紹介します。
モノにあふれた今、豊かさとは、単なるモノの多さではなく、「実際に使っているものの比率の高さ」
余分なモノばかりがわんさかある空間は、豊かどころかむしろビンボくさいですよね。
厳選された上質のものだけがある空間には、豊かさを感じます。
これを突き詰めていくと、ゆるりまいさんの世界に行き着くんでしょうね。
それからハッとしたのが次の言葉。
「人を呼べる家でなくて、人を呼べる自分になる」
そうなんです。
もちろん家がある程度片づいていないと、どんなに頑張っても呼べないということはあるかもしれません。
でもそこそこ足の踏み場ができたら、一時的に押し入れにモノを押し込んだりしてでも、人呼んでしまう心意気も大事です。
そして肝心なのはその後だとか。
お客さんが帰った後、嫌でも脳内反省会を開きますよね。
そうすれば次に備えて、お片づけにもはずみがつきます。
ある意味、どんなに完璧に片づけたつもりでも、人を呼べば何かしら小さい恥はかきます。
「あっ!!ここ見落としてた」
「まさかこの引き出しを開ける羽目になるとは!!」みたいな。
私も、お友だちに「うちのお風呂が無駄に広くて、寒い」とか話したら、「見せて」と言われ絶句したことがあります。
その時は・・・子どものオモチャとか散らばっていて、本当にムリでした。
そしてその後とても反省して片づけました。
そういうプチ緊張感みたいなの、とてもよく効きます。
思い切って人を呼んでしまう勇気も、時には必要だな~と実感します。
長くなったのでこのへんにしておきますが、他にも印象的な言葉がいっぱい。
洗濯物の山を築かないための工夫や、捨てづらいモノを捨てるための「さよなら日記」などの知恵も、目からウロコでしたよ。
モノに振りまわされない! 片づけのコツ
金子 由紀子
文庫にもなってるんですね。↓↓
モノに振りまわされない!片づけのコツ (だいわ文庫)
金子 由紀子
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