私って寂しかったの？

おはようございます♪片づけペースメーカー鈴木るる子です。

川上弘美さんの『これでよろしくて？』という本を読みました。

図書館で借りたのですが、何となく手離しがたくなって、買ってしまいました。

主人公は38歳の子どもがいない主婦で、一見穏やかだけれど、実はけっこう変わった人。

ちなみに片づけが苦手なのだそうです（笑）。

結婚前につき合っていたボーイフレンドのお母さんと、街で偶然再会して、ある同好会に誘われます。

結婚生活や会社の中でのちょっとした気がかりなどをネタに、女性たちで盛り上がるおしゃべりの会。

帯には「川上流ガールズトーク」なんて書いてありましたが、そう呼ぶのはもったいない。

一種、社会学的な考察とも思える、そのおしゃべりの内容が妙に気持ちに引っかかって、つい何度もパラパラ拾い読みしてます。

それにしても、どうしてこの本がこんなにツボなのかなぁ。

その理由がわからずに、ずーっと考えていました。

どうやら私、この同好会の人間関係がうらやましかったみたい。(^^ゞ

年代の様々な女子たちが、言いたい放題しゃべり合って、そこには不思議な友情があって。

え、ひょっとして私って寂しかったのかしら～？(^^ゞ(^^ゞ

もっと人と交流を持ちなさいという、心のメッセージかな？

それから同好会メンバーの中の２人の女性。

主人公にとっては親世代なのですが、その人たちを「母と叔母のよう」と書いてあります。

それが何だか無性にうらやましいんです。

うーん。母の愛的なものに飢えてるのかな～。

などなど、ぼんやり自己分析している今日この頃なのでした。

感動!!とか名作!!というのとは少しトーンが違いますが、ちょっと興味深い本としてご紹介してみました。(^_^)

これでよろしくて?
川上 弘美

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