絵本で学ぶお片づけ

片づけペースメーカー鈴木るる子です。

お片づけを扱った絵本を２冊紹介します。

１冊目はこちら。

『くまのサーシャはなくしやさん』です。

くまのサーシャはなくしやさん
クレール マジュレル ローラン リエナール

片づけないとどんな困ったことが起きるかということ、そして部屋中がごちゃごちゃになってしまった時に、どうやったら片づくかということがやさしくほのぼのと描かれています。

分類して置き場所を決める、という片づけの本質がちゃんと説明されています。

もう１冊はこちら。

『きれいずきティッチ』です。

きれいずきティッチ
パット ハッチンス Pat Hutchins

兄さんと姉さんの部屋はオモチャであふれ返っていて、足の踏み場もありません。

それに比べて末っ子のティッチの部屋は何てきれいなんでしょう。でもそれは、ティッチがあんまりオモチャを持っていないからなんです。

ティッチは兄さんと姉さんが捨てようとしていたオモチャを自分の部屋へ運びます。二人の部屋は片づいたけれど、そのかわりティッチの部屋は・・・

この絵本も片づけの本質を突いていると思います。

そう、モノがなければ散らからないのです。でもそれだけではなくて、末っ子の心理や、モノがあるのとないのとどっちが幸せなの？という、深い問いかけが込められている絵本です。

モノがどれくらいあるのが幸せなのかは、人によって違うんですよねー。