暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
子どもが大きくなるにつれ、クリスマス?の過ごし方も少しずつ冷静になってきました。
もう小6なので、今年からは深刻なサンタ問題にも直面しなくて済むことになりました。
なってしまいました、と言うべきか。寂しいです。
毎年クリスマスディナーをどうしたらいいのか悩んできましたが、今年は初めて冷静に「晩ご飯である」と認識できた気がします。
それも娘が、クリスマスチキンではなく唐揚げを所望してくれたおかげ。
過去にはいきなり七面鳥を贈って下さった方がいた年もあり、そうなってくると普段通りの思考はもはや無理でした。
考えられないような量のご馳走をうっかり作ってしまったり、金太郎飴のようにサンタの顔が出てくるかまぼこを買ってしまったり。
いくら可愛くても、かまぼこは家族の誰も好きではないのに。
普段の晩ご飯は、肉と魚を一種類ずつ、野菜系の小皿が2種類。それとスープ。
食後にはケーキも食べるので、量は普段より少なめでもいいくらいなのです、本当はね。
…などと言うことは、考えも及ばなかったなあ。
なんだか夢中になってました。
それはそれで楽しい思い出だし、子どもが小さい時は、豪華なご馳走もいいものですよね。
今年は、クリスマスチキン代わりの唐揚げ、スモークサーモンやエビを盛り合わせたサラダ、具だくさんのスープ。
そして毎年恒例、娘がデコレーションしたケーキです。
娘は電動泡立て器を使わず、手で泡立てるのでエライなーと思います。
今年はクリームの塗り方に一工夫があるそう。
表面がとてもなめらかに塗れています。
緩めに泡立った時点で半量を取り分けておき、仕上げにその緩いクリームをトロリとかけたのだそうです!なるほど!
いちごにクリームがついているのは、間違えたのではなく、雪を表現したんですって。
クリスマスを地味にすると、楽だけれど少しつまらないのも確かです。
若い頃は12月に入ると、ラジオでクリスマスソングを流して、少しずつクリスマス気分を盛り上げていたことを思い出します。
それぞれのクリスマス。
それぞれの時代のクリスマス。
皆さまのクリスマスが素敵なものでありますように。